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テレビドラマでも類を見ないトリプル主演
ドラマ「トレース 科捜研の男」で主演は一応、錦戸亮さん演じる科捜研法医研究員・真野礼二となっているが、実際第一話を見た限りでは新木優子さん演じる科捜研法医研究員・沢口ノンナと船越英一郎さん演じる刑事・虎丸良平も主演並の扱いとなっている。特に出だしの新規に科捜研に採用された沢口ノンナの登場シーンはよくある主役の登場シーンそのもので錦戸亮の主役感は少し薄れている。
主人公以外は全員エキストラ扱い
「トレース科捜研の男」で主演の三人以外にも多数の俳優は出演しているのだが、その殆どがエキストラ扱いで台詞も少なく存在感も全くなし。強いて言えば小雪さん演じる海塚科捜研所長が何となく印象に残った程度、所長以外の科捜研メンバーと刑事連中に関しては誰が出ていたかも思い出せない。
科捜研の女のパクリです
このドラマ「トレース」は副題で「科捜研の男」とハッキリと科捜研の女をパクっています。本家の「科捜研の女」はこちら
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第一話初回SP バラバラ遺体の想い…科捜研サスペンス
犬が人間の腐った手首を咥えてイベント会場に現れることから事件が始まる、警察は手首の鑑定を科捜研に依頼する。鑑定を行った科捜研研究員・真野は刑事・虎丸に関係結果を報告するが虎丸の横暴な態度に閉口する。真野は虎丸の忠告を無視し自分の鑑定を信じ助手の沢口と共に独自に捜査を始める。
第二話拡大版 血染めの折り鶴の秘密DNAに隠された謎
ある病院のパーティー会場で殺人事件が発生する、犯人はその場で逮捕されるが証拠となる筈の血液が一致しない。容疑者は釈放され、逮捕した虎丸良平(船越英一郎)は誤認逮捕として責任を追求される。後日行われた現場検証に出向いた沢口ノンナ(新木優子)は現場検証の最中過労で貧血を起こし倒れてしまう。
第三話 凶悪犯を逮捕せよ20年越しの真実!
第四話 飛び散った血と涙命を懸けた最後の嘘
第五話 過去の悲しき誘拐毛髪に秘められた愛
第六話 今夜、 新章突入!蠢きだす衝撃の過去
第七話 替え玉事故を暴け人気政治家の裏の顔
第八話 幼馴染の悲劇と嘘.空白の1時間の謎!
第九話 今夜、最終章開幕忍び寄る過去の悪魔
第十話 遂に最終回目前!隠蔽した巨悪へ復讐
第十話 最終回
トレース科捜研の男の主な登場人物
真野礼二 演：錦戸亮
科捜研法医研究員。このドラマのタイトル「科捜研の男」役。過去に事件に巻き込まれ家族を失っている。
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沢口ノンナ 演：新木優子
科捜研法医研究員。沢口ノンナが主演になるとタイトルは「科捜研の女」になってしまう。新人で真野礼二の助手。
虎丸良平 演：船越英一郎
科捜研を自分の道具のように思っている自分勝手なベテラン刑事。
新木優子出演のその他のドラマ
第一話を見ての考察
「トレース 科捜研の男」には様々なフジテレビの思惑が見て取れる。まず、錦戸亮を取り敢えずの主役に立てジャニーズ事務所の顔を立て、千原ジュニアを刑事部長に登用し吉本興業の顔を立てていること。また、題名を元々の「トレース 科捜研法医研究員の追想」から「トレース 科捜研の男」に変更し、テレ朝の「科捜研の女」を意識させる題名に変更している。更には新木優子演じる主人公の一人が科捜研の女の主人公を演じる沢口靖子と同性の沢口としている。
上記のように「科捜研の女」を意識させるこのドラマ「トレース科捜研の男」は、ドラマを見る上で両者を比べながら見てしまう。完全なるチームワークで淡々と事件を解決していく「科捜研の女」、主人公それぞれが自分勝手な手法で事件を解決する「トレース 科捜研の男」、さてどちらが視聴者の心を掴むのかは視聴率が判定してくれることとなりそうです。
